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Aを意識したSOPの記録

薬歴の「A」の内容を充実させていくためには、「Aに記録しておきたいこと」で紹介した内容を意識して「S」「O」の情報収集を行なうことが大切です。そして、その「A」に基づいた服薬指導=「P」を行ない、それぞれの内容を記録していきましょう。

●Problem情報(S・O) → 考察(A) → 計画(P)

薬歴の記録の際は、 「S→O→A→P」 の順で書くことが多いのですが、実際の調剤・処方監査・服薬指導の手順は、S→O→A→Pの順番通りに行なうことはできません。
この実際の業務順序と薬歴記録の順序の違いこそが、「薬歴は難しい」と感じる一因です。

それぞれのポイントで「A」を意識しておくと、S+O→A→Pをつなげやすくなります。

第2回「SOAPの役割分担」で紹介した通り、SOAP形式は「患者さんのProblem(問題・課題・悩み)を解決するため」の薬歴記入方法です。つまり「Problemを見極め、そのProblemを解決するための薬学的判断」=Assessment(A)がSOAPの中心となります。

下図に示す通り、Problemの分析・考察(A)につながる情報収集(S・O)を行ない、その解決方法を示す(A→P)ことがSOAP薬歴の充実につながります。

Aを中心とした薬歴チャート
Aを中心とした薬歴チャート

薬歴の表紙や、「9項目のチェックの仕方」で紹介した「9項目」もProblem考察・解決のための重要な情報となります。有効に活用しましょう。