最近の指導監査の状況(3)(平成26年度)

日本薬剤師会雑誌 第67巻 第8号「最近の指導監査の状況について(平成26年度 社会保険指導者研修会資料より抜粋)」を基に、服薬指導・薬歴記載の際に気をつけたい点についてご紹介します。
これらの内容は、個別指導(新規個別指導、再指導)等の際に重点的に確認される点でもありますので、注意が必要です。

保険薬局における主な指摘事項

Ⅱ:調剤技術料に関する事項

1.基準調剤加算
「薬局の求められる機能とあるべき姿」の公表について(平成26年1月21日薬食総発0121第1号)の機能について、患者との会話のやりとりが他の患者に聞こえないようパーテーション等で区切られた独立したカウンターを整備するよう努めること。

2.調剤料
次の不適切な例が認められた。
 ・処置に用いる薬剤(キシロカインゼリー)につき、調剤料を算定している。
 ・頓服薬(マクサルト錠10mg)を調剤したにも関わらず、内服薬の調剤料を算定している。

3.一包化加算
治療上の必要性が認められない場合に算定している例や、医師の了解を得た上で行ったものではない場合に算定している例が認められた

4.自家製剤加算
調剤した医薬品と同一剤形及び同規格を有する医薬品が薬価基準に収載されている(メネシット配合錠)例や、予製剤による場合にも関わらず、100分の20に相当する点数を算定していない例が認められた。

(※筆者注:メネシット配合錠100(割線あり)を1/2錠に割錠し調剤したために、自家製剤加算を算定した事例に対しての指導と思われます。メネシット配合錠他のレボドパ・カルビドパ配合剤の後発医薬品として「ドパコール配合錠L50」(日医工)があるため、半割にした場合は自家製剤加算は算定できない、という指導と考えられます。)

5.計量混合調剤加算
薬学的に問題ないと判断していない不適切な例(デルモベート軟膏とヒルドイドソフト軟膏)が認められた。

(※筆者注:デルモベート軟膏(成分名:クロベタゾールプロピオン酸エステル、グラクソ)+ヒルドイドソフト軟膏(成分名:ヘパリン様物質、マルホ)の混合においては、着色や含量変化が示唆されたデータがあります。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL