Pには3つの役割がある

Pは、Plan(計画)を記録する項目です。
S・Oの情報、Aの考察を踏まえ、どんな服薬指導や調剤行為を行なったのかを記録します。今回はPの3つの役割について再確認します。

●Pの3つの役割
1)Ep;Educational Plan=情報提供・指導したこと

  • 薬効、副作用、相互作用などの説明
  • 服用方法や飲み忘れた場合の対処法などの説明
  • 使用・保管にあたっての注意事項
  • 患者の質問・疑問に対する回答
  • 服薬方法、誤飲防止等の服薬指導 ※乳幼児加算の場合必須

2)Cp;Care Plan = 患者に対して行なったこと
※OやAなどに記載しても構わない内容もあります

  • 疑義照会の内容
  • 一包化や自家製剤、計量混合調剤などの調剤行為
  • 調剤・投薬時の工夫
    • 3兄弟のため分包=青のライン
    • 吸入カセット3本中1本セットしてお渡し など
  •  服薬指導につながる内容
    • 低血糖時の注意リーフレットとブドウ糖(10g☓4袋)をお渡し
    • 食品食塩換算表で食塩摂取の目安を説明 など

3)Op;Observational Plan = 申し送り・次回の課題

  • 次回聞き取りを行ないたい内容
  • 体調変化や、副作用状況の変化、効果が得られているか、など
  • アドヒアランスの確認、残薬の確認
  • 検査結果の聞き取り
  • 併用薬や嗜好品などの詳細が不明である場合
  • PPIなど投与日数に制限のある医薬品の確認

●1つの「P」の枠内でまとめて記録するか、「Ep」「Cp」「Op」を別項目として記録するか、疑義照会や一包化・自家製剤の内容をOやAに記載するか、などは、各薬局や管理薬剤師のルールがあるかと思います。どの薬歴の書き方が正しいか、ではなく、より充実した薬歴の記載につなげるための再確認としてください。

●Pの記録は次回の調剤・投薬・指導への「連続性」を担う項目と言えます。どんな指導が行なわれて、何が課題になっているのか、次回の読み手に伝わるような記録を心がけましょう。

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